Ｑ１． なぜ、乗馬がいいの？

Ａ１．

乗馬は老若男女、障がいの有る無しに関わらず、全ての人が楽しめるスポーツです。例えば、歩いた時、馬体が前後・左右・上下に揺れます。この揺れと馬のぬくもりが騎乗者の緊張とリラックスを生み、騎乗者は自然に馬の動きに合わせてバランスをとろうとします。それが頚椎や脳幹を刺激し、筋肉や血液の循環を活性し、健康促進につながります。また、身体的リハビリ効果に限らず、馬とのふれあいにより、心理的なリハビリ効果も認められています。姿勢がよくなるという、うれしい効果もあります。 乗馬による全身（または一部）を使う運動 自分よりはるかに大きい馬を操り、友達となり、馬との会話を感じる これらは、障がい者自身が自然な形で、障がいや不自由を最大限に克服及び軽減していくための手助けとなるのです。 すぐには上手くいきません。しかし、レッスンを続け、少しずつ上達することにより、馬とのコンタクトが出来るようになってきます。それにより障がい者が自信と誇り、また自立への意欲を高め、充実した活動的な生活へと導く手立てとなります。

Ｑ２． 乗馬は危険じゃないの？
Ａ２．	他のスポーツと同様、乗馬も決して完全に安全なスポーツではありません。 しかし、馬はキチンとおとなしく調教されています。ただ、動物が相手ですから、馬に接する特別な決まりは必ず守らなければいけません。 インストラクターは、調教した馬の中から障がい者の能力を見極め、乗る馬を決めます。レッスンの時は必要に応じて、インストラクター以外に、ボランティアの方が馬の前、両サイドに付き添って歩きますので、安全性には十分な配慮をしています。インストラクターは常に騎乗者と馬の安全を第一に考えて馬の調教・レッスンを行っております。